ひょっこり会った事がある。淡々として挨拶をかわした。それが、永久のお別れであった。けれども、その後私は、私の主著『日本農村社会学原理』ができたとき、一本を先生に献じた。それに対して先生はひどく感激した。祝辞と過分の賛辞を送られた。
P158